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拝啓 ヤマト運輸殿
御社の高度なコンピュータシステムに支えられた、迅速で精度の高い物流システムと先進的なサービスに敬意を払っている者です。
ところが、先日お願いした宅急便で、荷物が到着しないという事故が起こりました。大量の荷物を処理されているのですから、時に事故が起こるのは致し方ないと思います。でも、今回の事故は防げる事故だったのではないかと思いましたので、是非とも運用を検討していただければと、ご意見させていただいた次第です。
12月20日に発送し、12月21日に到着予定の荷物には、入院したおじいちゃんに宛てた、娘が何日もかけて作成したクリスマスカードが入っていました。クリスマス前にできるだけ長い期間、飾ってもらおうと、少しでも早く着くように宅急便を使ったのです。
ところが、当然着いていると思っていた12月23日に着いていないことがわかり、問い合わせさせていただきました。すると、送り先の近くの営業所には到着したという記録が残っているが、配送されたという記録がないので、ドライバに問い合わせるということでした。その後、ドライバはその荷物は積んでいないし、配達した記憶もないということで、どうも紛失したようだというご連絡を留守番電話にいただきました。結局は、夕方5時頃に別方面の配送トラックに積んでいたのが見つかったという連絡をいただきました。
このとき、疑問に思ったのは、こういうことです。
営業所に到着した荷物は、当然全て配送にまわり、留守や配送先不明などで、配送完了しなかったにしろ、そういう状態だというステータスは、コンピュータ(データベース)に入力されるはず。
それなら、営業所に着いた翌日に、まだ、ステータスが何も変わっていないのは、明らかに異常とわかるのではないでしょうか。
それをご連絡差し上げたときに、御社の側でまだ気が付いていなかったというのは、何らかコンピュータの不備か、運用上の不備があるように思います。
こういうのは、コンピュータシステムを開発している我々も陥りやすい罠で、状態を入力していて、必要なときに追跡できるということで、安心してしまって、肝心のチェック体制が甘くなってしまうということがあります。クレームが来てから、調べるのではなく、問題を検出して、被害を最小限に抑える仕組みが重要だと思います。我々にとっても、いい教訓になりました。
12月23日の夕方5時頃見つかった荷物は、8時を過ぎても配送されず、その時間にはいつも寝ているおじいちゃんの家では、あきらめて次の日に配送をお願いしたようです。
御社にとっては、多くの荷物の1つに過ぎないでしょうが、荷物と共にハートを運んでいる、ということも忘れないでいただきたいと思います。
☆//★//☆//★ アンドロメテック 前田 慎一 ☆//★//☆//★
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