大学の同窓会のML「蔵前チャット」で、同窓会誌「蔵前ジャーナル」に毎回MLの紹介をメンバーがリレー執筆の形式で行っているのですが、今回私に順番がまわってきましたので、こんな原稿を書きました。
「インターネット」この文字を新聞紙上で見ない日はなくなりました。
確かに仕事は、インターネットを使って便利になったようです。私の携わっているソフトウェア開発の仕事では、既になくてはならないと言っても言い過ぎではないでしょう。仕様書をE-mailでもらい、仕上がったプログラムはFTPでダウンロードしてもらう。くらいは基本中の基本ですね。
海外に滞在中のスタッフに画像の入ったメモを見てもらうのに、その人のためのホームページを作り、そこにメモをスキャナーで取り込んで載せたこともあります。
でも、生活者として考えたときに、果たしてインターネットは有用だとお感じでしょうか?飛行機の空席状況はホームページで確認できるようになったけど、滅多に必要ないしなあ。とか、おばあちゃんはE-mail読むこともできないからねえ。とか。
だけど、ちょっと考えてみてください。インターネットはまだ初期の段階です。本来の実力はこんなもんじゃありません。
生活をしていて、楽しみは何ですか?例えば、旅行はたいていの方が楽しいとお感じでしょう。どこが楽しいのか?私は、珍しい物を発見したり、普段食べないようなおいしいものを食べて、同伴者とちょっと興奮して話をする、これが楽しいのだと思います。
そういう人と人とのコミュニケーションこそ人生最大の楽しみだと、いうのが私の持論ですが、そのコミュニケーション能力を一段階上に引き上げるツールが、インターネットだと思うのです。
例えば、こんなサイトが出てきたらどうでしょう。料理のレシピを集めたページです。
ありとあらゆる料理が載っていて、冷蔵庫にある材料を指定すると、それを使った料理が一覧されます。珍しい食材(例えばウサギの肉?)をもらったら、検索してみます。これは、そんなにバリエーションはないようですが、それでもいくつか見つかりました。
皆さんの家にも定番の料理をお持ちでしょう。でも、あっちこっちの料理の本にあるので、いちいち探さないといけないかも知れません。このサイトでは、自分でマークした料理は、自分のページにリストアップされます。その中から1週間の献立を立てると、材料がピックアップされ、買い物メモも作ってくれます。
さらに、自分のオリジナル料理は材料、作り方を書いて登録しましょう。次の日、さっそくこのレシピで料理をした人から、おいしかったよというメールが届いていました。おや、こっちにメールはイタリアに住んでいる人からのようです。この料理をイタリアのこんな材料で作ってみたらとってもマッチしたという情報をもらいました。
楽しいとは思いませんか?
このようなサイトを作ることは、技術的には既に容易ですので、あなたのアイデア次第というわけです。このようなサイトがたくさん出てくるとWWWはもっともっと有用になるでしょう。しかし、現在のところ、最も有用なのはE-mailではないでしょうか?
なぜなら最もダイレクトなコミュニケーション・ツールだからです。文字だけで驚くほど心が通じますね。
そして、様々なチャンネルからの情報を1つの窓口(アドレス)から受け取れるツールだからです。つまり、蔵前チャットに書き込みがあるかな?などとわざわざチェックする必要がなく、普段使っているE-mailに蔵前の大先輩のありがたいお言葉(ちょっとよいしょ)が入っているというわけです。
もう1つ、あまり認識されていないようですが、1つの話題に関する議論を、この意見に対する返信はこれ、という形で関連付けて表示することができます。(メールのソフトに依りますが。)あとで議論の経過を追うことができるので、メーリングリストを使うと、電子会議をするのに最適です。
蔵前チャットでも、議論をふっかけて、大いに活性化してくれるフレッシュな人材をお待ちしております。
☆//★//☆//★ アンドロメテック 前田 慎一 ☆//★//☆//★
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