No.12 96/7/5 中小企業病


大企業病というのはよく聞きますが、ガイア創造開発研究所の山中所長が、中小企業病というのもあるというお話をされていました。
・売上至上主義病
・理論否定病
・優柔不断病
・独善独断病
・責任転嫁病
などがあるそうですが、トップが現場の仕事−私の場合はシステムの開発ですが−に熱中して、メールを書く暇がないというのは、もっとも危険な状態のようです。
中小企業家同友会の末次氏のセミナーは、特にこの点を戒める内容でした。

・業績 = 成果/費用 = 外部/内部 = 経営/管理
これは、経営というのは外部を向くことだと言っています。
企業は内部コストの負担で倒産するわけではなく、環境の変化についていけなくて、倒産する方が圧倒的に多いそうです。

・お客は黙って店を潰す。
顧客は、「自分の都合」を買います。「自分の都合」に合わない店には、次からは行かないだけです。
そこで、客の気持ちをよく観察しなければなりません。

・最悪事態を想定し、対処の引き出しを用意しておく。
「1社危うし、1品危うし」ともおっしゃっていました。零細企業はどこもそうかも知れませんが、私の会社はまさにあてはまります。

一緒に受講していた方から、専用ハードウェアの経理用コンピュータを作っている会社が、厳しい状況になっているという話も聞きました。
その会社は個人商店などに、リースで販売していたのですが、このところ、リースの審査が非常に厳しくなって、リースできない場合が多くなったというのです。ハード部分だけは、ユーザに買い取ってもらい、ソフトを自社でリースしたらどうかと、アドバイスしましたが、ひとごとには思えませんでした。
創業期は勢いで突っ走ることが必要ですが、思わぬリスクがあることを 常に頭に置いておかなければならないでしょう。

おまけの問題
(メーカ)−(問屋)−(小売店)−(ユーザ)
のような販売ルートを持つメーカにとって、真の顧客は誰でしょう?
(解説は次のメールで)

前田 慎一(KFD00622@niftyserve.or.jp)



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