No.3 96/3/16 コンピュータのパラダイムシフト


昨日、秋葉原のT−ZONE(PCショップ)に行ったら、米IBMのルイス・ガースナー会長兼最高経営責任者(CEO)を見かけました。T−ZONEの店員などに話し掛け、握手していました。
そういえば、「IBMならT−ZONE」というコピーで力を入れていますね。

>共同通信経済ニュース速報
>
> 「ネットワーク化の波にうまく乗れるかどうか。それが勝者と敗
>者を決めるカギになる」−−。米IBMのルイス・ガースナー会長
>兼最高経営責任者(CEO)は15日、都内で記者会見し、“情報
>企業”に変身できない会社は時代から落ちこぼれると警鐘を鳴らし
>た。
> 会長は「独立型のコンピューターは過去のものとなり、ネットワ
>ーク中心のコンピューター時代が始まった」と強調。ネットワーク
>技術は世界中の企業を情報企業に変え、ビジネスの在り方を根底か
>ら変えると指摘した。
> 例えば、鉄鋼会社は鉄鋼を製造するだけとか、銀行は金融で活躍
>するだけというのでは不十分。「ネットワーク技術を取り込むこと
>によってコスト管理や情報管理を強化し、競争力を高めなければ、
>生き残れなくなる」という。
> 特に影響を受けるのは流通業者。製造業者と消費者が電子ネット
>を通じて直に交流できるようになるためだ。
> 会長は「市場の参入障壁が壊れ、考えもしなかったところからラ
>イバルが出現する。中小企業が大企業に立ち向かえるようになる」
>と力説、電子ネットを舞台にした新たな企業戦国時代の到来を予想
>している。                      (了)

最近、PCからインターネットに、コンピュータのパラダイムシフトが起こっていることを、ひしひしと感じます。あのマイクロソフトのビル・ゲーツ会長さえも、「新しく起業するつもりでインターネットに取り組む。」という位ですから。
前の会社では、10年前のWindows1.0の頃からWindowsアプリを開発していました。私はアルバイトとして開発を手伝っていましたが、ハードディスクは高値の花でフロッピーディスクでコンパイルしていた時代です。
日本では、1番早い部類に入るのではないでしょうか。

今から考えると非常に先進的な取り組みで、社長の先見の明に感心するのですが、10年の間にC言語からC++およびMFCへのステップアップはあったものの、Windowsという枠組みからは抜け出ていませんでした。その間に時代は我々に、追いつき、逆に置いて行かれつつあるのではないか、という焦りを感じます。「ネットワーク技術を取り込むこと」をしなければ、真っ先に「生き残れなくなる」のは我々、コンピュータベンダーでしょうから。

前田 慎一(KFD00622@niftyserve.or.jp)



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